長くなってしまったので、前編後編に分けます。前編は、僕の選挙や政治に対する偏見にみちた記事となっておりますw
後編は未来の政治に対する僕の妄想です。(後編はこちら)
明日は衆議院選挙ですね。
多分、行くことは行きます。しかし、僕は選挙が嫌いです。
僕が選挙を嫌いな理由は大きく3つ
今日はこのうちの下2つについて書いてみます。
僕の身近で選挙に一生懸命な人にはロクな人がいません。ちょっと濃くて良い対比になりそうな人を2人ほど紹介します。
まずは嫁の祖父です。創価学会員なので公明党を支持しています。
公明党の主張自体を批判する気はなく、公明党員として政治活動をされている方はまともな人が多いように思っています。しかし、公明党支持者は妄信的な方が多いように感じています。自分の考えを持たず、ただただ所属している団体の支持するものを支持するという態度は危険なように思います。
公明党と言えば、共産党とは相容れないところがあるのですが、嫁の祖父による共産党批判に興味深いものがあったので、ここに書いておきます。
「共産党っていうのは、右翼みたいなもんだ!」
共産党は間違いなく左翼です。むしろ、公明党は右寄りですね。きっと若かった頃には、共産党というと過激派の多い政党だったハズです。それを言いたかったんだろうと思います。けれど、政治思想的な意味合いはまったく理解していないと思われます。
知識もなく所属団体の言われた通りに投票するってのは、ロクなもんじゃないです。
次に挙げるのは僕の祖父です。生粋の「アカ」で、ベトナム戦争時代には派手に反戦デモをやった結果、アメリカ軍に思想犯として投獄された経験を持つイカれた方です。
この時点ですでにロクな人じゃないw
若かりし日には、共産主義を貫き、税金という仕組みを認めず、税務署の職員が取り立てに来続けるという悲惨な環境を家族に提供してくれましたw
こちらはこちらで、「政教分離の原則」があるのに!……と言って、公明党を批判します。
これは一見すると正論のように見えますが、これはこれで間違いです。政教分離は国家権力が特定の宗教を支援することを禁止したもので、宗教が政治団体を支援することについてはまったく禁止していません。それを禁止すると今度は信教の自由に抵触する可能性がありますね。
ただし、逆に公明党が創価学会を支援したり、布教活動をおこなった場合には問題になるかもしれませんね。でも、さすがにそんなことにはならないように気を付けているんじゃないかと思います。
とにかく、僕の祖父はロクな人じゃありませんw
健全な人は選挙に一生懸命になるべきではないとさえ思っています。そして、もし一生懸命活動するのであれば、人の話を鵜呑みにするのではなく、少しは勉強すべきだと思っています。
ちなみに……僕は、あまり政治思想的なものは好きではないのですが、大杉栄は好きだったりします。大正時代の無政府主義者です。もし、現代に日本政府の解体を公約とし、その後の世界のビジョンまで見せられるような方がいたら、真剣に投票するかもしれませんねw
てなことを書くと、過激な人っぽいですね。(祖父の血かなぁw)
基本的に政治はどうでも良いと思っている人です。理想の世界を作るのは政治家ではなく、自分の日々の行動だと思っています。
さて、総務省の作成している「年齢別の投票率」の表を見てください。
平成26年について言えば、44歳までの世代では、投票率は50%を切っています。
そして、投票率のもっとも高い世代はというと、65歳~74歳になっています。
「年齢を重ねるほど、選挙に興味を持つようになる」というふうにも見ることができますが、「暇な人ほど選挙に行く」ととらえることもできます。
20歳から44歳までというと、働き盛りの世代です。そして、65歳というと、多くの会社で定年を迎える年齢ではないでしょうか。
健全な労働者は、日曜日に選挙に行くのではなく、休んだり、家族と過ごす時間を大事にしたりするべきなのかもしれません。
もし、投票率を上げたいなら、さっさとネット投票始めるべきです。マイナンバーなんかもできたワケですし、ブロックチェーンもそういうのに向いてそうな技術だし、絶対できるハズですよね!
でも、今の政治家が本気で投票率を上げようなんて思わないだろうし……投票率を上げることよりも、自分の政党が勝つことが最優先ですよね。まずは自分の利益が優先です。
そうすると、なかなか始まらないんでしょうね……。
いっそのこと、自分の利益にとらわれない人工知能が政治をした方が良いんでないの?
……と、安易なことを考え始めたところで、明日の記事に続きますw