仮想通貨100種類以上の特徴を紹介!だけど雑記ブログw

ビットコインの3つの弱点。ビットコインはあまり流行らないという未来予測を立ててみた!しかし、仮想通貨は礼賛w

 

まず初めに、この記事は仮想通貨についてある程度知っている人向けの話題となっております。全然知らないって方はこちらの記事をどうぞ ⇒ ビットコイン(仮想通貨)と電子マネーってどう違うの?って方のためのビットコイン入門

仮想通貨って学べば学ぶほど面白いですね。これからもっと使われるようになるだろうし、使われていくべきだと思っています。しかし、その他の通貨について知り、先日、そして今後に控える分裂騒動を見るに、「ビットコインである必要は全くない」と思うようになりました。実際のところビットコインが数ある仮想通貨の中で不動の1位の立場を保っていられるのは、先発優位性に基づくものだけではないでしょうか。

ビットコインの弱点について

上記のように思うのには理由があります。ビットコインには僕が気になる弱点が3つあります。

  • ブロックサイズが小さすぎること
  • 送金に時間がかかること
  • フットワークが重い(保守的すぎる)

この3つです。

ブロックサイズが小さすぎる

これはすでに問題視されており、今後問題が発生することはほぼほぼ確定しています。まだ、大きな問題は発生していませんが、今後取引時間の増大や最悪の場合は取引ができない状態となります。

また、ビットコインの開発に参加しているグループのうち、これに早急に対応しようとしたグループが分裂して作った通貨がビットコインキャッシュとなります。ビットコインキャッシュのブロックサイズはビットコインの8倍です。

本家ビットコインの対応策としてはSegwitという技術が採用されることが決まっています。ちなみに今から3日後くらいに有効化されます。

この技術を利用すると、ブロックサイズ自体はそのままに取引内容を圧縮して、ブロックに書き込むことができます。このため、ブロックサイズを変えずにブロックサイズの小ささを補完することができます。

しかし、当然のことながら、ブロックサイズも変えた上で、Segwitを実装することも可能です。そうするとやはりブロックサイズが大きいものの方が有利になってきます。

実際、Segwitを実装した上で、ブロックサイズを2倍にしようとしているグループが存在しており、11月頃にまた分裂する可能性が示唆されております。

送金に時間がかかる

上記のブロックサイズの問題もこれに少しかかわっています。また、ブロックの生成時間に約10分かかる設計だということも原因となっております。

送金を早くするためには、承認の回数を減らしたり、手数料を上げて処理の優先度を上げたりと、利用者側での調整が必要となります。

これに対して、ライトコインはブロック生成時間が約2.5分、リップルコインはそもそもブロックチェーンを使わないため、ほんの数秒で送金処理が完了するようになっています。

フットワークが重い

これはすべての問題にかかわっており、これが一番問題のような気がします。

さきほどのSegwitの採用の話にしても、ライトコインは今年の2月から投票を開始し、5月には採用が決定しました。たったの3ヶ月です。これに対しビットコインは前年11月から投票を開始し、今年の8月になってやっと採用が決定しました。ライトコインはビットコインよりも効率的なブロックの使い方をしているため、ブロックサイズの問題もビットコインほど重要ではありませんでした。

ビットコインはもっともシェアの大きい仮想通貨であるため、慎重になるのも当然だと思いますが、少し意思決定が遅すぎるのではないでしょうか。このあたり、やはり先発優位性に頼り過ぎているような気がします。

今後、ビットコインの人気は下がるのではないか?

現在の仮想通貨ってまだまだ黎明期な気がします。貨幣史でいうと、物々交換とか貝貨とか貨幣のみの時代……そのあたりのレベルな気がします。今後、インフラが整い、仮想通貨での支払いが当たり前になってくると、上で書いたような弱点がどんどん顕在化してくるのではないでしょうか。

そうしてきた時、もっと利便性の高い通貨が選ばれていくのではないでしょうか。保守的な考え方に基づき、安全であることも通貨として重要なことだと思います。通貨に限らず、セキュリティと利便性って、トレードオフな関係で難しい問題ですよね。安全性を求めれば求めるほど、利便性は減ることが多いです。

ただし、近年の貨幣の歴史を見る限り、安全性よりも利便性を優先し続けているように思います。

実際に価値のある金貨などをしようした安全な貨幣中心の時代が終わり、偽造の危険性を容認しつつ紙幣の時代が始まり、データを抜かれる可能性のあるクレジットカードや電子マネーの時代が到来しました。

このあたりのことを考えると、仮想通貨も利便性の高いものが優先されていくような気がします。僕自身、クレジットカードや電子マネーのヘビーユーザーなのですが、これは利便性が高いことによるものです。現状の仮想通貨の不便さを考えると、メインで使うことはないです。(後学のため、もしくはブログネタのために使うことはあると思いますが)

人気がなくなっても存在価値はある

では、ビットコインはなくなるのか?そんなことはないような気がします。まずは、信者が多いということwそれから、保守的な開発体制で、発行上限も少ない気がします。それから、法定通貨が不安定な国がより安全な通貨として、ビットコインを使用していること……、これって、何か「金」っぽくないですか?w

「金」って、社会不安になると、人気が出て、価値が出ますよね。だから、普段は利便性の高い仮想通貨を使い、なんだか不安な時期にはビットコインの人気が出るみたいな感じもありだと思います。

今は様々な通貨が乱立しているような状況ですが、今後淘汰され、残った通貨が住み分けを行い始めると、金のような立ち位置の仮想通貨ってのがあっても良いような気がします。

なんだか、長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m

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