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料理人は職人気質 – 職業遍歴

高校生の頃、いつかやってみたいと思っているバイトは「料理屋」と「クリーニング屋」でした。

理由はそれぞれ、「料理がうまくなりたい」と「アイロンがけをうまくなりたい」でしたw

バイトや派遣で働く限りにおいては、「自分の身に付けたいスキルを身に付けるために働く」というのは有効なように思います。

今のようにしっかり正社員として10年近くも働いてみると、そんな気軽な理由で仕事をするワケにもいきませんが。

そんなワケで念願かなっての料理屋でのバイトでした。

突然、職人の世界

まぁ、10年以上前の話なので、今はどうか分かりませんが、初日から散々、怒鳴られました

そして、初めて半年ほどの間、怒鳴られる、殴られる、蹴られるの毎日(^^;

完全に職人の世界です。

僕がどんくさかったせいかもしれませんが(^^;

ホールとキッチンは別世界

ホール ⇒ 接客業

キッチン ⇒ 職人

……という図式が出来上がっており、別世界です。ホールは大学生のアルバイトたちが和気あいあいと働いていますが、キッチンは丁稚奉公さながらですw

なにしろ速さが命

ドラマやマンガなど、様々なメディアで料理人の世界を垣間見ることがありますが、ドラマチックなことはなく、ただただ大量のオーダーをガンガンこなしていく感じでした。

味付けなどは、すでに作っておいたソースを使うだけなので、「美味しいものを作る」というようなことを意識することもありません。(盛り付けの美しさだけはその場で組み立てないといけないですが)

そんななので、料理が上手くなったかどうかは分かりませんが、手際は異常に良くなりました。それから、時間の感覚は研ぎ澄まされてきます

働き始めた直後は……

「シーザーサラダどれくらいで出ますか?」と聞かれ、「え~、5分くらいですかねぇ」なんてトンチンカンな答えを返していたのが……

「マルゲリータどれくらいで出る?」「10秒です」って感じになってきます。

イタリアンレストランのピザ

長く続けると微妙な感覚が研ぎ澄まされていく

「パスタ」を担当する人のルールとして、麺釜にパスタを入れると同時にキッチンタイマーをセットする、というのがありました。

ある時、僕はそれをすっかり忘れて、少ししてからタイマーをセットしたことがありました。

そこに副料理長が現れた直後にタイマーが鳴り出し、僕は麺を上げました。

副料理長は麺をチラッと見て、一言。

「のび過ぎちゃうけ?」

食べてもいないし、触ってもいない……。僕は心の中で叫びます。

「なんで分かんねん!!!」

たかだか一年働いただけの僕はこの域まで行くことはできませんでした。長年やっている方は、はたから見ると気持ち悪いくらい鋭い感覚を持っています。

イタリアンレストランでの仕事パスタ

次回は超ブラック特定派遣会社で働いたことをかきます。

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