次女「宇宙とゲームはどっちが広いの?」
僕「えっ?」
次女「だから、宇宙とゲームはどっちが広いの?」
僕「……。……。……。えっ?」
次女「だ~か~ら~!宇宙とゲームはどっちが広いの???」
はて?どう答えたもんでしょうか?
僕「ゲームって言っても、いろいろあるよね?ただのジャンケンだって十分ゲームなワケだし。」
次女「そんなんじゃなくて」
僕「DSとかの?」
次女「マリオみたいなの。」
マリオかぁ~確かに最近のは奥行きもあるし、しっかり広さを感じられる作りになっている。ファンタジーな解答をするのは、苦手です。無難に事実を伝えました。
僕「ゲームの世界は広いように見えるけど、実際にあるワケじゃないから、宇宙の方が広いよ」
次女「ふ~ん」
コレでよかったんでしょうか?(^^;
そもそも比べることができない内容ですよね。実際にあるワケじゃないし。そもそも宇宙の中にゲームが存在しているワケで……。
でも、ゲームに限らず、仮想空間は宇宙を内包することができるのも事実です。この仮想空間というのも、別に最先端の技術なんて不要で、文章で簡単に仮想空間を実現することができる。
「私は宇宙3個分の広さの場所に立っていた」と書けば、そこはすでに宇宙3個分の広さになるw
ジャンルによっては仮想空間にしか実在し得ないようなものを取り扱ってこそみたいなジャンルもあるワケですし。SFとかシュールレアリスムとか……その辺は特にそうですよね。
あんまり滅多なことを言うと、子供がSF作家になれなくなるじゃないか!w
……と、あとあといろいろ考えましたw
改めて思うと、ゲームは宇宙を超えうるというようにも教えたかったように思います。けれど、そんなの小学1年生には難しい話かもしれませんね。
ゲームに限らず、創作活動には無限の可能性があるということを知って生きて欲しいように思います。
とは言っても、僕自身はあまり創作活動ってのは苦手です。大体において、何かを作ると、とりあえずへこんでしまいます。結果的に他人の創作を楽しむ方がよっぽど好きです。
この辺って親の育て方ってのが、ちょっと影響している気がしますねwまぁ、親のせいにする気はないのですが。
自分自身の子供時代を振り返ると、創作を尊敬しつつも「食えない」と言う父と「食えない」ものをバカにする母とに育てられました。概ね両親に感謝しつつも、その部分についてはちょっと違う育て方をしたいなぁ……なんてことを思いました。