一昨日のバナナ記事宣言から、3日目、頭の中はバナナでいっぱいですw
頭の中には数百本の黄色いバナナが浮かんでいますw
そうして、ふと、その中に緑のバナナを1本見つけました。
高校生の頃、僕は無駄に進学校に通っていました。けれど、授業の9割は寝て過ごしていました。とりわけよく寝た授業は英語でした。当然のことながら、学校の定期テストもひどいもので、もっとも悪い時には11点を取ったことがあります。
3年間の英語の授業で偶然にも起きていた日、英語の教科書の題材は「The Green Banana」というお話でした。
著者がブラジルをジープで移動していると、ど田舎で車のラジエーターが故障する。修理するとこまで、かなり離れているため、最寄りの村で車を止める。
すると、村人がわらわら寄って来て、「グリーンバナナがあるから、大丈夫!」と言ってくれる。著者はなんのことかさっぱり分らなかったが、自分の無知がバレるのがイヤだったので、景色の美しさを褒めたりして、あたりさわりなく過ごそうとする。しかし、村人が遠くに見える岩を指して、「あそこが世界の中心だ」などと言われ、困ってしまう。
しばらくすると、緑のバナナが届く。ラジエーターの穴の開いたところにバナナを押しあてると、バナナが解け、見事にラジエーターを復活させてしまう。これに驚き、結局は村人に無知を笑われてしまう。
そもそもラジエーターって何のことなのか分かりませんでした(^^;
それでいて、文化の違いというのか常識の違いというのか、なんだか価値観を揺さぶられるような感覚でした。そして、今でも印象に残っています。
著者(自分側の人)にとって、ブラジルのど田舎にある岩が世界の中心であることは非常識で無意味なものです。でも、緑のバナナがラジエーターの穴をふさいでしまうことは非常識ですが、役に立つ驚愕の事実なワケです。
それに対して村人側にとっては、岩が世界の中心であることもバナナがラジエーターをふさぐことも当たり前の常識なワケです。
今でも、時々、常識や前提って疑ってみないといけないな……と思います。
グリーンバナナすげぇ!w
バナナにどんな成分があって、どれがどう作用して、ラジエーターの穴をふさぐのでしょうか。そして、初めてやった人は、なぜにラジエーターに突っ込んでみようと思ったのでしょうかw
いつか何かに試してみたいと思い続けています。
でも、そもそも普通に生活していれば、緑のバナナを見かける機会がないですね(^^;
もしかすると、そのうちブログで「やってみた」的なネタにする可能性はあります。「緑のバナナで割れたスマホのガラスなおしてみた。」とかですかね……それは無理あるかw
懐かしいです!私も「英語がどうとか以前に、話の意味がわからない…」と思いながら授業を受けていました。
コメントありがとうございます!m(__)m
五年も前の記事にまさかコメントがつくとは……(^^;
学生時代の教科書って、当時は理解できなかったもの、結構ありますよね~。