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この仮想通貨については、以前、zaifで扱っているトークンをまとめて紹介した時にも書いたことがあります。(Zaifで扱っているトークンまとめはこちら)
その時から、ブロックチェーン上にあるファイルストレージって面白いなぁ、と思っていたのですが、改めて、しっかり書いてみようかと思います。
面白いですよね。ファイルをバラバラにして暗号化して、ハードディスクの提供者のパソコンに保存する。そんな形でファイルストレージを提供してくれるのがStorjです。
当然のことながら、ブロックチェーンを利用しているので、セキュリティはかなり高いものとなっています。
また、ハードディスクの容量を提供すれば、報酬としてSTORJ(SJCX)が支払われる仕組みがあります。もし、要領の余っているPCをお持ちであれば、ぜひやってみると良いです。
公式サイトのハードディスクのシェア専用ページ(こちら)からアプリケーションをダウンロードして、シェアする容量を設定するだけです。
試してみたかったのですが、僕のPCの容量がなさすぎて、これはちょっと保留にしました(^^;
公式サイトを訪れてみると、すでに画面中央にサインアップのためのボタンがあります。その下には「初めの12ヶ月間は25GBが無料」と書かれています。
結構、太っ腹ですね。
そしてそれよりも、企画だけあって、まだ実現していないブロックチェーンのサービスが多数ある中、形になっているStorjは一歩抜きんでていると言えそうです。
実際に登録してみると、クレジットカードの登録画面や、ビットコインでの支払い画面もありました。ページの移動もそこそこ軽快かつ待ち時間のロゴの回転がオシャレでした。
(Augurとか実際に使ってみると、待ち時間えらい長かったのよね(^^;【2017年10月の段階】)
十分実用に耐えうると言えます。
それ以後の価格としては、実際の使用分に応じた支払いとなります。データの保管は1GBあたり0.015ドルで、保管しているデータのダウンロードは1GBあたり0.05ドルです。
安いっちゃ安いですが、ファイルストレージって無料のものも沢山ありますので、なんとも評価に悩むところですね。
僕の例で恐縮ですが……僕は、有料のものとしては、AdobeCreativeCloud・GoogleDriveを使用しています。無料のものとしては、OneDrive・DropBoxを使用しています。
(もしかすると、結構ヘビーユーザー?)
AdobeCreativeCloudについては、ご存じの方は良く分かると思いますが、他のサービスのオマケでファイルストレージが付いている感じなので、値段の比較はしにくいですね。(いろいろ込み込みで4,980円/月)
GoogleDriveは100GBで月に1.99ドルです。100GBをフル活用した状態で、保管料で単純に比較すると、GoogleDriveはStorjの約1.3倍の価格です。
ただし、実際にはそんなに使わないハズなので、常に1.99ドルかかってしまうGoogleDriveと比べると、かなりの節約にはなりそうです。
じゃあ安いから、使うか……というと、そういうもんではないんですよね(^^;
僕がGoogleDriveをお金を払ってまで使うのって、スマホで撮った写真をオリジナルサイズで意識せずに保管できるからなんです。(オリジナルサイズにこだわらない場合は無料で使えます)
単純なファイルストレージとしての機能以外にこういったものがないとお金を払う気にはなれないですね。
しかし、GoogleのPlayStoreで、「Storj」を検索してみると、すでにいくつかのアプリが存在していました。StorjがAPIを公開しているので、今後利用者が増えれば、第三者の提供するアプリも期待できると思います。
ブロックチェーンを利用したサービスというのは、なんだかんだ言ってもまだまだこれからです。
Storjの今後の発展に期待しています!
公式サイトはこちら ⇒ storj.io