副業をやるとしても、サラリーマンはなにかと制約が多いです。努めている会社の社風にもよるとは思います。僕の勤務先は副業なんてもっての他といった感じです。それでも夜な夜なパソコンに向かって、挑戦してきたことについて書くことにしました。すべて在宅でできるものです。
ちょっと専門的なものも混じっていますが、当初は僕もノースキルで始めているので、誰だって挑戦できるレベルの内容なハズです。(まとめページはこちら)
昨日、アフィリエイトに挑戦した話について書きました ⇒ 記事はこちら
今回は、その時の知識を使ってウェブデザイナーのようなことを始めたことについて書きます。
「ウェブデザイナーのようなこと」という書き方をしたのは、本職のウェブデザイナーさんに敬意を持っているからです。本当に奥の深い仕事で、ちょっと知識を得たからと言って、ウェブデザイナーを名乗るのには、僕は抵抗があります(^^;
でも、ある時作ったサイトを本職の方に見せたら、「15万くらいなら、とっても良いと思う」と言ってもらえたのは、僕の誇りです。ただし、そこまで行くまでには結構勉強もしたし、何しろ仕事量はこなしましたけどね。
アフィリエイトをやっていく中で、知識が付き、友人の祖父のサイトを作りました。それ自体はほとんど見られるようなサイトではありませんでした。けれど、その後、また別の友人の友人が経営する料理屋のホームページを作らせていただけることになりました。
(そこそこ満足していただけましたが、数年経った今ならわかる反省点がかなり多いため、ここには晒しません)
この時、安易に「これだ!!!」と思いました。
すぐに職場にバレずにできる仕事を探し始めました。今はクラウドソーシングが主流のようですが、当時はまだSOHOの求人サイト(@SOHOなど)が結構稼働していました。自分でできそうなレベルのものに片っ端から応募し、散々断られましたw
そんな中、ある企業の自社サイトでSOHOの求人を出している会社を見つけ、応募したところ、採用されてしまいました。もしかすると、無名な会社の自社サイトでの募集は穴場なのかもしれません。
条件として、「やり直しを許容する」というのはつけられました。けれど、その当時の自分のスキルからすると当然な話です。なので、この会社さんにはしっかりと育ててもらったという感謝の思いがあります。(が、訳あってリンクは貼りません。理由は下で書きます。)
仕事内容は、鍵屋さんの量産サイト作成でした。テキストは提供され、4ページ程度のサイトを作成し、報酬は5,000円でした。当然ある程度のデザインの良さは必要でしたが、そこまでハードルは高くなかったです。
……というのも、出張の鍵のトラブルに関するサービスというのは、かなりの範囲をカバーする必要があったせいのようです。
例えば、「池袋 鍵」「新宿 鍵」「高田馬場 鍵」など、様々な「地名+鍵」という検索キーワードでヒットするサイトを準備した方が圧倒的に有利なためです。
この時、僕は本業の仕事をしながら、月に20サイトを作り続けました。月収にして10万円です。副業としては優秀だと思いませんか?
この時期にメキメキと実力がついてきました。
順調に行くかに見えたウェブデザインのお仕事ですが、ここで、大失態を犯してしまいます。
毎晩明け方までの作業が続いた結果、本業で寝坊をしてしまいましたw
副業自体は順調だったんですけど、これが続くとかなりマズイ(^^;
そこで、まずは分業化することにしました。デザイン部分を嫁が担当し、コーディングを僕がやるという形です。この段階で、嫁は初めて画像処理のソフトを使います。
まぁ、うまくいきませんw
僕「横幅○○ピクセルで作って!」
嫁「出来たよ!」
僕「幅、全然違うし!」
……。
僕「ボタンはpngにして」
嫁「出来たよ!」
僕「jpgになってるし!」
……。
そして、夫婦仲悪化(^^;
今後について思い悩んでいたら、得意先から、取引終了の連絡が来ました。サイト量産の計画自体が終わったとのことでした。
少ししてから、知ったことですが、鍵の緊急サービスってすごく評判が悪いのですね(^^;
若干、炎上していた模様です(^^;
「鍵 詐欺」とか「鍵 ぼったくり」とかで、検索すると色々情報が出てきます。かなりお世話になったので、絶対に晒しませんが、結果的にぼったくりサービスの片棒を担いでいました(T-T)
(俺の黒歴史に…また1ページ!って感じですw)
クラウドソーシングのLancersなんかを使って、何回かお仕事をしました。でも、今では友人からの依頼しか受けていません。
会社にもバレることなく、そこそこまとまった収入を得ることができたので、適度にやるには良い副業だと思います。
けれど、いきなり独立の足がかりにしようとすると、ライバルは本職の方々になるワケで、営業力も必要になり、どうにもやっていける気がしませんでした(^^;
一応、この線も諦めたワケではありません。「地道に友人づてにでも顧客を増やしていき、サーバー管理費を固定費でもらい続ければ、それで食って行けるのではないか?」という戦略に切り替えました。
現状のサラリーマンを捨てて、家計を支えつつ独立をするには、不労所得部分をある程度確保することが重要であると考えるようになりました。
さて、さんざんケンカしながら、嫁にデザインをやらせていましたが、これはこれで花開き、嫁は時々、印刷物のデザインの仕事を取ってくるようになりました。
また、一時期はアメブロのカスタマイズの仕事なんかもしていました。
僕から言わせると、HTMLもCSSもロクに書けないのになぜ!?って感じだったんですけどねw
でも、昨日の日記でも書きましたが、ショボいスキルでもできない人にとっては価値になるワケです。
このあたり、嫁は僕より商売上手なんですね。
突拍子もない話ですが、この後、僕は「商売のコツを身に付けたい」というおかしな思考に走り、唐突に物販を始めることになります。