もらった888,888KICKが500$くらいになってた話・仮想通貨の種類一覧へ
この仮想通貨はほんの3日ほど前にBittrexに上場したばかりです。
公式サイトを見ると、一番にチケットの販売・偽造防止・所有権移転などについてかかれております。単純に「チケットぴあ」とか「イープラス」みたいなサイトをブロックチェーンで展開するだけなのかな?と、思ったのですが、マーケティングなどを含め、もう少し手広いサービスを展開する予定のようです。
チケットを必要とする各種イベント産業の中心的な位置づけになるプラットフォームを目指しているようです。
Blocktixはイーサリアムのスマートコントラクト上に作られています。このため、安全性、手数料の安さについては、既存のシステムと比較にならないくらい有利だと言えます。
当然のことながら、偽造はまず不可能と考えてよいでしょう。「チケット」とは言いますが、ようするにスマホなどのモバイル端末で確認できるブロックチェーンによる証明書です。
ブロックチェーンの堅牢性が引き継がれるため、まず偽造は不可能です。
……というか、もし偽造できるなら、こんなTIXなんて無名な通貨を偽造するよりイーサリアムを偽造しますよねw
これについてもそもそもがブロックチェーンなので、システムそのものの利用料が安くなります。さらには、完全に電子媒体にできるため、印刷費もかかりません。
それから、管理者不在の状態で、単独で機能するため、中間マージンが発生しなくなります。これ、なにげに重要らしく、今のチケット産業ではかなり多額の中間マージンが発生しているらしいです。
単純にチケット販売サイトとなるだけではなく、イベント自体の管理ができたり、転売の手続きができたり、オークションなどまでできるようになるようです。
イベントを開催したい人は、Blocktix上で、イベントを登録し、そのままチケットの発券までができてしまいます。
さらには購入した人の転売の手続きやオークションでの販売まで出来てしまいます。ここで所有権が移転した場合にもブロックチェーン上に記録されるため、個人間でも安心して取引をすることができます。
実は直前に書いた転売やオークションについては、個人的には不安を感じました。これっていわゆるダフ屋のようなことが簡単にできそうですよね?それがある程度のとこ、市場原理なのかもしれませんが。
しかも、今までのダフ屋のように現場におもむくことなく、自宅にいながらにして、転売を行うことができます。しかも、オークションで最高値で売れますよね(^^;
使い方次第では悪用(小銭稼ぎ)が出来てしまうのかもしれません。まぁ、そうは言っても、ダフ屋なんて、偽造チケットなどと比べれば、小さな問題かもしれませんね。
少なくとも現状のチケット産業に比べると、かなり良い状態になることは間違いなさそうです。
公式サイトはこちら ⇒ blocktix.io