先日、VALUを登録してみるに先だって、ビットコインの取引所「coincheck」に登録した記事を書きました。今回はその続報になります。
登録して、VALUに送金するためにとりあえず、20,000円入金しました。その時の相場で、おおよそ0.069btc程度購入できる状態でした。とりあえずは、0.01btcを購入しました。金融商品や外貨を買う場合は複数回に分けるのが鉄則ですよね。(積立投信と同じ考え方によるものですね。しっかりとした考えや戦略などがある場合は一度に買うのもアリだとは思いますが)
で、買って早々に自分の総資産が動き始めていることに驚きます。VALUに入金することが目的でしたが、ビットコイン自体がマネーゲーム的要素をかなり含んでいるんですね。チャートを見ると、1日のうちでも1%くらいは簡単に推移するようで、かなりの危険度のようです。
それよりも驚いたのは、この1年間での推移です。
その値段、およそ4倍!一年前に1万円分のビットコインを購入していたら、今頃は4万円分になっていたワケですね。逆もありうるワケなので、どんどん買いましょう!って感じではないですが、買わないリスクということも少し考えた方が良いのかな……なんて思ってしまいます。(今月から数千円でもビットコイン積立始めようかと真面目に考えています。)
さて、このグラフだけを見ると、単純にビットコインの価値が高騰しているように見えます。縦軸の値は、円/BTCですね。しかし、縦軸の値をBTC/円にすると、こんなグラフになります。
こういう見方をすると、円が暴落しているようにも見えます。FXでもそうですが、通貨の価格というのは2種類の通貨価値による相対的な額となります。このため、BTC/円の上昇はBTCの高騰と円の暴落……というより、現実の通貨の暴落の2つの可能性を秘めているワケですね。
BTCはもちろんのこと、まだまだ不安定な通貨です(2009年にできたばかり)。それに比べると、現実の通貨はかなり安定しています。もちろんそれは当然ですが、現在さまざまなものの価値が変化していく中で、明らかに価値が下がっているように見えるものが沢山あります。(大卒の価値。キムタクの価値w安定した職業の価値。AKBを辞めた元メンバーの価値w結婚の価値などw)
そして、デジタル化できるもので非デジタルであるものの価値というのは、どれも下がっているような気がします。もしかすると、通貨もそれに入るのかもしれません。