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IOTA(アイオータ)は個人的に超期待の仮想通貨です。
IoTに特化した仮想通貨を目指しているようですが、目玉は何と言っても、通貨の送金手数料が完全に無料だということです。
また、上場後わずか2週間で時価総額ランキングトップ10入りを果たし、有名企業との提携もあり……と、注目度も高い通貨です。
直近で上場された仮想通貨の中では、もっとも注目されている仮想通貨だと言って間違いないでしょう。
さて、IOTAはIoTに特化しているということですが、IoTってなんでしょうか?
IoTとは「Internet of Things」という英語の略です。直訳すると「モノのインターネット」ですね。
簡単に説明すると、インターネットのネットワークを利用して、モノを操作したり、モノからの情報を受け取ったりする技術です。
IoT自体もまだまだこれからの技術です。IoTを活用して、新たなサービスを作り出そうと、様々な企業が日々挑戦し続けているという段階にあります。
レオパレスの宣伝で、広瀬すずが外出先からエアコンの電源を入れるCMが流れていたのは、夏頃だったでしょうか。これもIoTの1つです。
また、IoTの技術は電化製品に限ったことではありません。ちょっと有名になったものにスマートロックという自宅のカギの施錠状況を確認したり、施錠・開錠のできるサービスがありました。
そんなもの何の役に立つのか?と、思われる方も多いかもしれません。けれど、このサービスは介護の業界では、注目されています。一人暮らしの老人宅のカギの施錠状況を監視することは、新たなサービスにつながっていきますよね。
このようにIoTというものは、身の回りのあらゆるものに対してインターネットを利用することにより、より便利な世界を作り上げることを目指す技術だということができます。
しかし、そこには当然セキュリティリスク・ランニングコストも発生するワケです。そこに登場したのが、IoTに特化した仮想通貨であるIOTAだというワケです。
まず大前提として、IoTにはハッキングのリスクという大きな問題があります。どれだけしっかりと暗号化してもリスクは付きまといますが、仮想通貨の分散型元帳を使うことによって、かなり高セキュリティを保つことができます。
しかし、一般的な仮想通貨のブロックチェーンを使うと、コストがかかりすぎてしまいます。IoTを実現するには小さなデータを大量に処理する必要があり、ブロックチェーンはこれに向いていません。そこで、IOTAはブロックチェーンを使わず、Tangleという独自の新しい技術を導入することにしました。
IOTAは、このTangleにより、処理のコストを無料で行えるようにしています。結果的に送金手数料も無料となりました。
実はそもそもが新しい技術のため、すでに善意のハッキングが行われたことがあります。当然のことながら、IOTAの開発者はすぐに対応しました。けれど、今後もハッキング可能性は十分にあります。
ブロックチェーンと比べると、セキュリティのレベルは下がるようです。
また、そこそこ有名な通貨のイーサリアムクラシックも最近はIoTに力を入れており、IOTAの大きなライバルとなっております。イーサリアムクラシックはブロックチェーンを利用しているため、セキュリティレベルはIOTAよりもはるかに高く、これまでの実績も大きいです。
このため、現在、IoTを行うのであれば、IOTAよりもイーサリアムクラシックを使った方が無難であると考える人が多いようです。
正直なところ、まだまだこれからの仮想通貨です。しかし、前述のイーサリアムクラシックが送金手数料無料になるということは考えられません。
今後、IOTAのセキュリティレベルが上がっていくと、IOTAが一般的な選択肢となることも十分に考えられます。
今後の発展に期待したいですね♪
公式サイトはこちら ⇒ iota.org