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BATの報酬についての記事はこちらをどうぞ ⇒ BATの報酬の仕組みとパブリッシャー登録の仕方
BasicAttentionTokenは現在のWEB広告周りの問題を指摘します。
まず、WEBサイト閲覧者に対しては、モバイルデータの50%が広告などに費やさてれいること、読み込み時間はが5秒も遅延していること、バッテリーの寿命が21%短くなってしまっていること……。
サイト作成者に対しては広告費の73%がGoogleに取られてしまっていること、6億台以上のスマホ・パソコンが広告をブロックしており、これらの端末からのアクセスに対しては利益が発生しないこと。
広告主に対しては、広告が無視される可能性が高いこと、ボットに対しても広告費が発生してしまっていること。
そして、解決策として、Braveという新しいブラウザが開発されました。
「Googleには勝てないでしょ?」というのが僕の正直な感想だったりします(^^;
Braveブラウザは今はまだ弱小ブラウザなので、Googleも問題視しませんが、シェアが伸びると、Googleのメインのサービスである検索エンジンの方でスパム扱いされる可能性だってあります。
そうすると、「BAT 仮想通貨」でググってもコウモリ(BAT)の記事しか出てこなくなるかもしれませんw
そんなの汚い!……と思われるかもしれませんが、Google側も広告収入があってこそ検索エンジンを維持できワケなので、WEB広告周りの問題と検索エンジンの利便性はトレードオフの関係です。
まずはBATのプロジェクトに先立って、ブロックチェーンを用いた分散型検索エンジンが開発される必要があるかもしれません。
その手のプロジェクトって実はいくつかあるんですが、まだ実現していません。(Presearch・BitCrave・Nebulasなど)
サイト作成者側にとっての問題点として、広告費の73%がGoogleに支払われていることが挙げられていましたが、BATを導入して果たしてGoogleの広告以上の収入が発生するのでしょうか。
最低限、Googleの広告を超える報酬を提供できるシステムにならなければ、利益を重視しているひとは一般的なWEBサイトを作らなくなっていきます。
そういう人は別のマネタイズ手法を持ったシステムに移行していくことでしょう。ブロックチェーンものでいくと、STEEMIT・Golos・Alis・YOYOWなどが有望な移行先でしょうか。
また、もっと手軽なものとしては、来月からICOのFriendzなども有望な移行先になるのでしょうか。
ライバルは多そうですね(^^;
現状、公式サイトからはBraveブラウザがダウンロードできます。
使ってみると、広告がすべてブロックされているだけあって確かに早い。使用感に満足して使う人が増えれば、需要が十分に見込めるブラウザです。
問題は拡張機能でしょうか。Chromeの優秀な点として、拡張機能が簡単に追加できることがあります。ただ単にネットを楽しみたい人にとっては良いかもしれませんが、ヘビーユーザーにとっては物足りないものだと思います。
今後どのようになっていくのか少し楽しみではありますね。
Googleにケンカを売った勇敢な(Brave)ブラウザの今後に期待です。
公式サイトはこちら ⇒ basicattentiontoken.org
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ブレイブブラウザはこちら ⇒ brave.com