タイトルに「WEB3.0」なんて書いてしまいましたが、実は僕、この言葉は嫌いなんですよねw
バズワード感が半端なく、あまりにも胡散臭いw
Essentiaがやろうとしていることを簡潔に書いてしまうと、WEBの分散化です。
単純にそれだけといっても過言ではないです。
多くの仮想通貨プロジェクトが分散型の何かを作ろうとしていることを考えると、正直目新しさは全くないとも言えます。
それでいて、このプロジェクトには半端なく期待しています。
なぜかと言うと、Essentiaのプロジェクトはなにせ現実味があるからです。このプロジェクトは新時代のWEBのあり方を見せてくれます。
公式サイトを見ると……
1つのSEEDでデータやアプリをまとめて管理できるようにします。また、それぞれのアプリとデータが相互に利用できるようになります。
てなことが書いてあります……よく分からないですねw
SEEDなんて書き方をするから良くわからないですが、要するに1つのアカウントでデータもアプリも使えるってだけです。
実際のところ、Googleのアカウントで、Google+使ったり、Googleフォト使ったり、Googleドライブ使ったり……てのと、大差ないです。
上でも書きましたが、正直、Essentiaに目新しさはないです。
さて、Essentiaはこれをブロックチェーン上でやろうというプロジェクトです。だから、SEEDなんて書き方をするワケですね。SEEDってのは、MyEtherWalletを使うときの秘密鍵みたいなものです。
Essentiaには以下のいずれかの方法でログインできます。
この辺ってほとんどMyEtherWalletと同じ感じですねw
さて、問題はログイン後です。MyEtherWalletではウォレットを開けるだけでしたが、Essentiaでは複数のウォレット、データストレージ、アプリ(Dapps)に同時に接続できます。
このプロジェクト、先日プレセールが終わったばかりでICOすら始まっていない状態ですが、すでにいくつものサービスと提携しています。
そして、ログインしてすぐに複数のサービスを使えるから驚きです。下記は公式サイトで、すでに統合済みと銘打っているプロジェクトです。
ブロックチェーンを用いたアプリケーション・ファイルストレージ・分散型取引所などが揃っています。
どれも優秀なプロジェクトでありながら、単体では正直、使い勝手の悪いものです。
分散型取引所なんか使おうとすると、そのためにMetaMaskを入れたりとか結構面倒でしたよね。
これらのサービスがEssentiaのプラットフォーム上で1度のログインですべて使うことができるワケです。しかもウォレットもEssentiaのものがくっついているので、分散型取引所だってすぐ使えます。
実際にログインしてみると、複数のファイルストレージを使い分けることができ、いくつもの仮想通貨を入金することができ、Dappsも使える状態で……
まさに使える状態でした。
まぁ、ファイルのアップロードがドラッグアンドドロップに対応してなかったりと、注文したい部分はありましたがw
これからの開発に期待ですね♪
この項は念のために書きますが、当然のことながら、ブロックチェーンを使ったサービスですので、中でのデータや処理は分散化されています。
このため、低コスト、高セキュリティ、安全安心、管理者要らず……など、ブロックチェーンのメリットはしっかり享受できる状態です。
僕は、ブログネタのために結構様々な仮想通貨プロジェクトのアカウントを作っていますが、こんなにも使えそうなプラットフォームを始めてみた気がします。
ブロックチェーンであるということ意外に目新しさはなかったのですが、それは考えようによっては既存のサービスに似通っており、受け入れやすいということでもあります。
僕自身、普段使いのファイルストレージの一部をEssentiaに変えてみたくらいです。現状、不都合はまったくありません。
今後、統合されるサービスが増えていけば、ブロックチェーン時代のプラットフォームとなり得るサービスです。
そして、現状、ブロックチェーンの統合サービスを作り上げる最初のプロジェクトになる可能性があります。
今後、ICOが行われる予定のようですが、現状は日にちも未定で、ホワイトリストの登録のみができる状態となっています。もちろん僕は登録しましたw
こういう有望なプロジェクトはある程度のところで登録打ち切りになる可能性もあるので、ICOへの参加をお考えの方は早めにどうぞ。
公式サイトはこちら ⇒ essentia.one