もらった888,888KICKが500$くらいになってた話・仮想通貨の種類一覧へ
オンラインサービスを受ける場合、認証は不可欠です。単純なパスワードによる認証のみのサービスもありますが、2段階認証、スマート認証、バイオメトリクス認証など、様々な手段が登場しました。
仮想通貨取引所はほとんどのところで、Googleの2段階認証が推奨されていますよね。
しかし、いまだにアカウントのハッキングはなくなりません。
しかも、今まではパスワードだけで済んでいたサイトに様々な認証が増え、どんどん使いにくくなってしまっているのが現状です。
これらを解決させようとしたのが、仮想通貨のCivic(Civicシヴィック)です。
なにげに情報処理安全確保支援士な僕としては、気になるテーマです。
まず、掲げているのは、ユーザー名、パスワード、外部の認証コード(Google認証システムなど)など一切不要にすることです。
Civicのアプリを入れておけば、それだけで必要な認証がすべて済むようです。
そんなこと可能なの?と思ってしまいますが、バイオメトリクスとブロックチェーンを利用して実現するとのことです。
それでセキュリティが確保できるのかイマイチ想像しにくいところですね(^^;
実現の可能性はさておき、実現できると便利になることは間違いないです。スマホにCivicアプリを入れておけば、それだけで認証完了ってワケなので、絶対に便利ですよね♪
現在あるシングルサインオンシステムよりもさらに便利そうですね。(GMOのSKUIDとかが有名ですね)
新しいサービスに登録しようとすると、通常のメールアドレスで登録する以外に「Facebookで登録する」とか「Yahoo!IDで登録する」というのを見かけることが多いです。
登録する側も当然便利なサービスですが、これは実は開発者サイドに恩恵が大きいです。普通にメールアドレスで登録した場合には、サービスの内容によっては本人確認が必要となりますし、その後の個人情報の管理まで必要となります。
これらの外部のSNSを使った認証方法は、導入も手軽で個人情報を取得する必要がないというメリットがあります。それでいて、最低限、外部のサービスの持ち主であるという確認が取れるわけですから、サービス提供者としてもありがたいですよね。
Civicはこの認証も提供します。しかもバイオメトリクス認証を利用するため、確実に個人が特定できる状態で提供されるワケです。FaceBookやYahoo!IDなんかよりも、信ぴょう性のあるアカウントになります。
もしかすると、数年後には「Facebookで登録する」よりも「Civicで登録する」が一般的になる可能性があるワケですね。
上記技術を利用し、Civic自体も幅広いサービスを提供します。個人や企業を対象とした高いセキュリティ水準を保った個人識別のためのプラットフォームを目指しているようです。
「個人識別のためのプラットフォーム」というのが、なかなか想像しがたいものではあります。公式サイトを見ると、企業を対象として従業員がアカウントのハッキングを受けた際の保険を提供していたりします。
面白味には欠けますが、事業としては有効そうですね。こういったブロックチェーン関連の事業だけではなく、様々な情報セキュリティ関連事業を行っていることが見て取れます。
ちなみにCivicのアプリはすでにGooglePlayで手に入るようでした。
そのうち、使ってみるかもしれません。
情報セキュリティは今後も伸びていく業界だと思います。今後の動向に期待ですね♪
公式サイトはこちら ⇒ www.civic.com