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昨日(2017年11月7日)RCN(RipioCreditNetwork)がBittrex上場されました。
ざっくと言って、ブロックチェーンを使ってお金の貸し借りをするサービスです。
以前、Bitcoinを担保にして、借金をすることができるSALTについて書いたことがあります。
このRipioCreditNetworkはそういった担保を使ったローンではありません。きっちりと保証人を立て、支払いが滞った際には借入人の現地の法律による制裁を与えると言った形で管理される借金のシステムです。
借り手・貸し手の間に、スコアリングエージェント・コサイナー・IDベリファイヤー・オラクルの4人が介在するようです。
スコアリングエージェントは借り手の信用情報を作ります。コサイナーは借り手の保証人となります。IDベリファイヤーは借り手の本人確認を行います。で、オラクルは現地通貨とRCNの為替レートを決定します……。
で、それらのエージェントにインセンティブとしてRCNトークンが使われるようですね……。
ややこしすぎない?てか、ほとんど人力?
多くの仮想通貨が、ほとんどの工程を完璧に自動化してやってしまうのに対して、なんだかお粗末な内容に感じます。
仮想通貨の世界って、かなりグローバルでボーダーレスなイメージがあります。実際にこのトークンだって、ウォレットが出来上がれば、ピアツーピアで世界中の誰とでも直接通貨のやり取りができるようになるでしょう。
なので、通貨の出来た国をあまり気にしないことも多いです。けれど、出来た国のことを考えると、納得いく部分があります。
このRipioCreditNetworkはラテンアメリカでもっとも有望な仮想通貨だと言われています。ラテンアメリカといえば、貧しい国が多いですね。
改めて他の仮想通貨のことを考えると、ラテンアメリカの仮想通貨ってのが、見当たりませんね。
ラテンアメリカで1番の仮想通貨になり得るというのが、1つのポイントのように思います。
自分の国に近いものって親近感湧きますもんね。それから、この通貨もローカルな通貨を目指しているワケではありません。
……というのも、Ripioとはグローバルという意味のスペイン語です。あくまでも地元での成功の後には、世界進出を目指す通貨です。今後に期待したいと思います。
公式サイトはこちらです。 ⇒ ripiocredit.network