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Qtumを端的に説明すると、ビットコインとイーサリアムを合体させたような仮想通貨だということができます。
ランキングなどを見ても分かるように仮想通貨会のトップ2が合体するワケですから、そりゃあスゴイことですよねw
でも、それぞれの特徴を知っていないとイマイチよく分からないところです(^^;
Qtumのすべての機能を見るには公式サイトを見るのが一番だと思います。公式サイトはこちら ⇒ qtum.org
けれど、とりわけ評価されている点は、ビットコインのUTXOという特徴を活かしたまま、イーサリアムのスマートコントラクトを可能にすることができるということです。
先に分かりやすい後者のスマートコントラクトから説明します。スマートコントラクトというのは、仮想通貨のブロックチェーンに通貨以外の機能を持たせるための技術です。最近は本当に多種多様な通貨があります。ブロックチェーンでファイルストレージを提供してくれたり、SMSや音声通話やビデオ通話を提供してくれたり、果てはハイスペックコンピューティングを実現しようというものまであります。
これらの多くはイーサリアムベースとなっていることが多いです。ビットコインベースでやらない理由の1つに「残高計算の形式がUTXOのため、処理が複雑になる」ということがあります。
現実の会社のお金を計算するときのことを考えてみてください。
普段は実際の現金や銀行の残高など、残高がすぐにわかるものを利用していると思います。会社によって様々だとは思いますが、締めのタイミングで出金伝票や入金伝票、レシートなど、お金の移動を確認し、本当に残高が合っているかを確認することだと思います。
イーサリアムなど、スマートコントラクトを実現している通貨では、前者の実際の残高を見る方式を採用していますが、ビットコインではお金の移動を確認する方式を取っており、これをUTXO(Unspent Transaction Output)と言います。
現実の会社で考えればよく分かると思いますが、残高を確認するのにいちいち全取引を参照するのはとても手間がかかります。
(ちなみに実際のUTXOは出金の際に出金額と残りの額をそれぞれ別のアカウントに出勤するという処理を行うため、さらにややこしいです。)
このややこしい処理を通貨のやり取りだけではなく、スマートコントラクトでも行うということになると……なんだか、僕では想像できない状態ですw
これだけ聞くと、UTXOなんていらないんじゃ……と思われるかもしれませんが、UTXOにも優れた部分があります。
まずは匿名性の高さです。それから、処理の完璧さの問題です。
で、最後になってしまいましたが、Qtumという通貨はUTXOを採用しているにも関わらず、スマートコントラクトが可能です。
(ここからはあくまで僕の感想です)
QtumがBittrexに上場したのは、2017年の7月でまだまだ最近です。上記の技術的な部分でかなり評価され、一部で注目されている通貨ではあります。
しかし、優れた技術というのは、使われてなんぼだと思いますw
今まで、「イーサリアムベースのスマートコントラクトを採用」とかいう通貨がかなりありました。
今後、「Qtumベースのスマートコントラクトを採用」という通貨が出始めてこそ、評価されるべき通貨かな……というように思います。
公式サイトはこちらからどうぞ ⇒ qtum.org
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