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仮想通貨REP(Augurオーガー)の真価

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※2018年01月27日追記
この記事では一部でcoincheckの話題を出しています。coincheckは現在ハッキング被害を受けており、現状では復旧の見通しが立っていません。現状、Augurは日本では手に入りません。

普段、日本で取引されていない仮想通貨ばかりを紹介しています。けれど、今日はcoincheckでも取引されているREP(Augur)を紹介してみようと思います。(coincheckで扱っている通貨まとめはこちら

まず、Augurとは占い師という言葉で、REPとはReputation(評判)の頭3文字です。

Augurについて検索すると、必ずと言ってよいほど、「未来予測市場のための分散型プロトコル」という説明を目にします。これだけ読むと、さっぱり分からないという人が大半だと思います。しかし、実は「予測市場」という言葉の意味を知っていれば、これだけでどんなサービスなのかが分かります。

ようするに、Augurはブロックチェーンで「予測市場」を提供してくれる仮想通貨です。

「予測市場」とは?

「予測」も「市場」も簡単な言葉なので、まさか「予測市場」という単独の言葉があるとは思わない人が多いですよね。これが、Augurの理解を遅らせている気がします。これ、実は「株式市場」とか「先物市場」と同様に「予測」を売買する「市場」なんです。

正直なところ、これ自体はまったく流行っていないので、日本の予測市場サイトはほとんど見かけなくなっていますが、一応そういったサイトも存在しています。(日本語の予測市場サイトでで現存しているもの ⇒ 予測市場 ・ 海外のサイトであれば、もう少しありそうですね ⇒ IEM

この手のサイトではまずは、実際に「予測」が売買されています。(日本のサイトでは現金ではなく、ポイントが使われています。きっと法律的な問題もあるのでしょう)

イメージがつかめたでしょうか?まぁ、無理だと思いますwそこで、Augurのサービス内容を紐解いてみます。

仮想通貨REP(Augur)の提供するサービス

予測市場を提供する仮想通貨REP(Augurオーガー)ざっくりと書くと、下記の通りです。

  1. 「予想をして欲しいこと」が投稿される
  2. 予想をする
  3. 結果が投稿される

単純ですね。これらの一連の流れの中で、報酬が支払われていくことになります。ここの報酬としてREPが使われるのは、3の結果の投稿についてのみのようです。安定した価値を提供するために、サービスの核となる部分についてはイーサリアムなど安定した通貨が使われるようです。(Augurはイーサリアム上で動いています。)

1.「予想をして欲しいこと」が投稿される

予想をして欲しいことを投稿する人は、実質的に予測市場を提供することになります。このため、売買手数料なども設定することができ、売買手数料の半額が報酬として支払われます。

2.予想をする

予想をするためには、倍率に見合った通貨を支払う必要があります。そして、予想が合っていれば、報酬が支払われます。はずれたら何も貰えません。

この部分がこの通貨のもっとも面白い部分なので、少し詳しく解説します。(ちょっと英語力に不安があるため、間違っていたらごめんなさい)

具体例)

明日雨が降るかどうかを予想してもらうとします。初めはYESの予想もNOの予想も50セントかかります。予想が当たった場合に支払われるのは1ドル(100セント)です。

次第に雲行きが怪しくなってきたため、YESの予想をした人が80%で、NOの予想をした人が20%となりました。さらに追加でYESの予想をするには80セントがかかります。NOの場合は20セントで済みますが、明日実際に雨が降ってしまった場合に掛け金は戻ってきません。

次第に予想の終了期限が近づき、すでに雨も降りだしました。すると、どんどん数字は100%に近づいていきます。予想を購入する人もわずかな差益しか生まれなくなってきます。

最終的に結果が確定し、YESと予想した人には1ドル(100セント)の報酬が支払われます。

3.結果が投稿される

結果を報告するだけでも報酬が発生します。(正しい報告をした人だけです)

予測市場の価値(リスクヘッジ)

ここまで読んでいただいた方、「単なる賭け事かよ!?」って思っていませんか?でも、使い方によっては奥が深いんです。

これはホリエモンが言ってたことですが、保険として使えます。「自分がケガをするかどうか」という予測市場を作り、YESにかければよいだけです。もともとある保険商品とは違い、自分の思うがままの保険が設計できそうですよね。(ホリエモンは保険自体賭け事だって言ってた気もしますがw)

  • 「台風が直撃するかどうか」という予測市場を作った台風保険
  • 「ブログが炎上するかどうか」という予測市場を使った炎上保険(実際にあります)
  • 「東武東上線が止まるかどうか」という予測市場を使った列車遅延保険

こんな保険も作れてしまいますよね♪

保険に限らず、様々なリスクヘッジにも使うことができそうです。例えば、スキー場の経営者が雪が降らないことに賭けておくとかも有効なリスクヘッジですよね。

そんなワケで、個人・ビジネス問わず、予測市場っていうのは使い道のあるものなんです。

予測市場の価値(本当の未来予測として)

沢山の人が予測に参加すると、実際に結構あたるらしいです。

よくよく考えると、アンケート調査とも似ていますよね。なので、様々なビジネスの面で利用価値があります。

新商品を開発している人なんかには、自分のサービスが流行るかどうかなんていう未来予測はのどから手が出るくらい欲しいものですよね。

Augurの可能性

ここまで読んでいただけると、Augurが「未来予測市場のための分散型プロトコル」であることは分かってもらえたかと思います。

そして、Augurという仮想通貨に価値が感じられてきたのではないでしょうか。

流行れば間違いなく価値あるサービスになると思います。でも、問題は流行るかどうかなんですよね(^^;

まぁ、日本でもcoincheckで簡単に買える仮想通貨ではあるので、少し持って置いても良いかと思います。

それから、公式サイトではすでに予測市場のサービスが始まっていますので、使ってみるのもありかと思います。「Join Augur Beta」ってところから行けます。

すでに、「ビットコインが2018年1月1日までに5000ドルを超えるかどうか?」(超えましたね。)とか「トランプ大統領は北朝鮮に宣戦布告するかどうか?」とか興味深い予測市場ができてましたw

……サイトが重く表示までに時間がかかるのが難点ですが(^^;

公式サイトはこちら ⇒ augur.net

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