もらった888,888KICKが500$くらいになってた話・仮想通貨の種類一覧へ
自分の解説した仮想通貨リストを眺めていて、ふとAからZまで全部揃っているのかな?と、疑問に思いました。
それで、A、B、C……と、順番に見ていくと、まずはHが抜けていることに気付きます。
それで、今日はHumaniqについて調べてみました。
調べた動機はテキトーなものでしたが、崇高な理想を掲げた立派な通貨でした。
サービス内容は何のひねりもなく、銀行のサービス内容です。
ただし、スゴイのは、すべての人を対象にしようというところです。
日本に住み、日本暮らす自分としては、銀行のサービスなんて当然受けられるものという印象がありますが、それは日本が恵まれすぎているからです。
銀行口座を作るには、ある程度のお金や身分証明書が必要となります。
Humaniqは身分証を持たず、1日の生活費が2.5$(200円~300円程度)未満の人にも利用できる銀行を目指しています。
こういった人は世界におよそ30憶人以上いるとのことです。
ちなみに1日に10$(800円~1,200円)以上使える人は世界人口76憶人中15憶人未満のようです。
この仮想通貨の具体的な内容に踏み込む前に、「う~ん……日本人って恵まれてるなぁ……」と、思ってしまいますねw
バイオメトリクス認証を利用して、個人を特定するとのことです。言われてみると納得ですね。この方法であれば、身分証がなくても、個人を特定することができますね。
ちなみに認証方法もオリジナルなもので、ビデオカメラに向かって、笑ったり、指示通りの行動をしたりと、かなり気を使った作りになっているようです。
サービス内容を鑑みるに、偽造は絶対に防止しなければなりませんしね。
銀行のサービスと同様と書きました。当然のことですが、単にお金を預かってくれるだけではありません。
預入や送金のみならず、ローンを組んだり、その他の融資を受けることもできます。
今まで銀行のなかった貧しい国でも、銀行から融資を受け、新しいビジネスを開始することができるというのは、想像もつかない話です。
また、銀行の利用料や送金手数料は完全に無料となるようです。送金手数料無料は本当にスゴイですね。ビットコインのサービスレベルを超えています。日本に住む僕でも、十分使いたいと思える内容です。
この通貨が普及することにより、途上国でのビジネスが加速し、雇用が生まれます。
そうすることで、そこに暮らす人たちの生活水準が上がっていきます。
それが難民問題の緩和につながることを、この通貨の開発者たちは指摘しています。
日本ではあまりなじみのない問題ではありますが、Humaniqの普及は、単に途上国に銀行のサービスが増えるだけというだけではとどまりません。
この仮想通貨は、開発者の熱意がかなり感じられるものでした。
公式サイトにも「Beliefs(信念)」というページがあり、「平等を信じ、努力を信じ、人を信じる」というようなことが書かれています。
公式サイト・ホワイトペーパー・各種SNSどれもこれもコンテンツが充実しています。
テキトーな理由で調査した通貨ではありますが、自分の利益目的ではなく、真面目に投資してみようかと思える仮想通貨です。今までいろいろな仮想通貨を調べてきましたが、もっとも感銘を受けた通貨の1つになりました。
この通貨、ぜひ応援しましょう!
公式サイトはこちら ⇒ humaniq.com