もらった888,888KICKが500$くらいになってた話・仮想通貨の種類一覧へ
なんだか旧約聖書の冒頭みたいなタイトルになってしまいましたw
(「アブラハムの子はイサク、イサクの子はヤコブ、ヤコブの子は……」ってやつみたいですw)
NXTとARDRは同じ組織が開発しています。NXTはイーサリアムのようにアプリケーションを作成することができるブロックチェーンを持っています。
ARDRはNXTを発展させ、LISKのようなサイドチェーン(子チェーン)を作れる仕様となりました。開発当時はNXT2.0と呼ばれており、NXTとはまさに兄弟といった感じがします。
そして、ARDRの第一号のサイドチェーンがIGNISで、先月末、ついにBittrexに上場しました。
どのブロックチェーンも多機能でありながら、イーサリアムやLISKにかなわない日陰者の印象のある仮想通貨です(^^;
しかし、なにげにどれも時価総額ランキング100位以内に入っており、一定数の支持者がいることも事実です。
ビットコインをベースにしたブロックチェーンでありながら、イーサリアムのスマートコントラクトのような機能を持ち、ブロックチェーン上にアプリケーションを作成することができます。
NXTのプラットフォームにはメッセージの機能や分散資産取引、マーケットプレイス、投票システムなどの機能があります。基本的な機能はしっかりとフォローされている感じですね。
また、これらの機能の使用に制限もなく、自由に利用できるようになっており、APIも充実しています。開発者が参加しやすい環境が整えられていますね。
しかし、イーサリアムよりメジャーになれなかったわけですね……(^^;
もともとNXT2.0という名称で開発されていました。これが単体の通貨となる段階で、Ardorと名称変更されました。
NXTの思想にサイドチェーンを加えた作りとなっています。サイドチェーンのトランザクションが不必要に親チェーンと接続しない仕様となっています。
これにより、ブロックチェーンのサイズが小さく保たれ、スケーラビリティの問題を緩和できるようになりました。
また、子チェーンごとにコインが発行され、それをそのままた手数料や配当金に使用でき、さらには子チェーン間でのコインの交換もできるようになり……とにかく、さらに自由度が上がりました。
やっとIgnisまでたどり着きましたw
さて、IgnisはArdorで提供されるサイドチェーンの第一号の子チェーンです。NXTで提供されてきた多くの機能はこのIgnisのブロックチェーンで提供されるようになります。
なので、機能だけを見ると、もともとのNXTの機能のうち、親チェーンにある方が合理的な機能はArdorが受けもち、子チェーンにあった方が合理的なものはIgnisが受け持つ形になりました。
これにより、NXTで提供されてきた機能のすべてをArdorの子チェーンでも利用することができるようになったワケです。しかも、今までよりも小さなブロックチェーンでこれらをこなせます。
開発者にとってより有意義な仮想通貨と言えそうですね。多くの開発者が参加し、多数のアプリケーションが提供されるようになれば、今後、人気が出る可能性はありそうですね。
しかし、LISKに比べると、はるかに低い評価ですね……(^^;
開発者の参入と、開発されたアプリケーションのヒットがこの通貨の発展のカギです。
僕自身、イーサリアムとLISKでいいかな?って気がしてしまいますw
……とは言っても、まだまだブロックチェーンでfacebookやtwitterのような大きなヒット商品が出ていない現状、なにかのきっかけで一気に有名になることもあるかもしれません。
NXT開発者の今後の活躍に期待です。
NXT公式サイトはこちら ⇒ nxtplatform.org
Ardor公式サイトはこちら ⇒ ardorplatform.org
Ignis公式サイトはこちら ⇒ jelurida.com/ico